石垣島でハイビスカスの形のキャンドルを女友達のお土産に買った。けど、渡そうと思ってた相手に1人会えなくて、手元にひとつ残ってしまった。「じゃあ2つあげる」と言ってみた相手に「あやが使ったら?」と言われ、最近思い出して火を点けてみたりしている。
ろうそくの炎が上に向かって細長く伸びるのは、炎の周囲の空気が温められて上昇するからだそうだ。そして周囲から冷たい空気が流れ込み、対流が起きる。対流によって常に新鮮な空気が来るから炎は燃え続けられるんだと。温かい空気が上昇するのは分子の運動が活発になった結果として比重が軽くなるからで、重力のないところでは対流は生じない。つまり宇宙空間でろうそくに火を点けると真ん丸い炎が燃えて、一瞬で周囲の酸素を使い尽くして消えてしまうらしい。
癒されるつもりのキャンドルでそんなこと考えてしまうのは疲れてるんだろうか。まぁそういう科学のはなしは嫌いじゃないから、ちゃんと癒しにはなっているんでしょう。