better halfってなるほど納得のいく言葉だ、とよく思う。bestではないところも。
あたしのカタチは半球で、平面の部分はひどくでこぼこに、飛び出してたり、かと思うと意外に深くえぐれてたりする。そしてあたしは綺麗に転がっていけるように、もう半分を探している。ちょうど隙間なくぴったり合う人がbestなのだろうけど、あたしが深くえぐれてて-許容できる範囲が広くて-相手のでっぱりがつかえないならそれでいい。そういう隙間は転がってるうちにきっと満たされていく。
あたしの半球は見た目より意外と柔らかくて、多少のでっぱり過ぎを受け入れることができる。少しだけ無理をして、綺麗な球体を作ることができる。でもやっぱり無理があるから、そのうち本当にへこませるか、でっぱりを削ってもらわないといけない。あたし自身のでっぱりも然り。
自分ができる(してしまう)からだろうけど、ぶつかるところを削る気のない人に遭うとちょっと憧れたりする。確固たるカタチのないことを恥じたり、でも反対に柔軟であることがちょっと誇らしかったりする。

あたしがどんなに柔らかくても、受け入れられないでっぱりもある。それを削る気のない人とは、もぅ大変。