出勤途中、側溝の上で小学生がどたばた足を鳴らしているのに遭遇。

と、側溝の下から「きゃぅん!」て悲鳴のような声。
 
近くの大きな隙間から入り込んでしまったらしい。入口からすぐのところに深みがあって、昨日の雨でかなり水が溜まっている。鳴き声からは子犬のようで、これが越えられないでいるんだろう。
警察?とか考えながら、結局あたしは何もしないで駅に向かった。小学生が気付いてるなら、放課後には人だかりになって、大人が出てくるだろうし…とか言い訳しながら。
 
 
 
 
電車のあと10分がきつい。カラダは空腹のサインを送ってるのに、胃のあたりは食物を拒否している。あと3週間だけ、もって。