今日の女性専用車両はなんか変。まず、どうみても男の人っぽいひとが乗ってる。刈り上げた短髪にブルーストライプのシャツにグレーのパンツ。平たい胸、太い腕。ただ大きな目と真っ赤な唇。男性?もしかして女性???周囲のみんながアタマの上にでっかい?を浮かべている中、最初の停車駅。駅員さんがとことこやってきて、その人の肩を叩いた。
「すみません、女性専用車両なんで移ってもらえますか」
直球。どきどき。アタシ女です!とか言われたらどうなるんだ!
勝手に盛り上がるあたしをヨソに彼は あ、すみません と隣の車両に移って行きました。あっけない。
もう一人は講談おばあさん。乗って動き出した瞬間からドアに向かってぶつぶつ日頃の愚痴とおぼしき悪態をつき始め、降りる直前には「西陣がぁっ!」とか芝居がかった口調にヒートアップ。正直、怖かったデス。
現在は向かいに座った綺麗なお姉さんが足をおっぴろげて寝ているのが気になります。揺れて左右にぶつかりまくり。あぁ、美人なのに(推定・実は顔見えない